本記事は、IIoT Timesの国際版より翻訳・転載しています。

  • ResearchAndMarkets社は、世界のスマートマニュファクチャリング市場は2020年の2147億ドルから2025年には3848億ドルに成長すると予測している。サイバーセキュリティや、熟練労働者の不足、スマートマニュファクチャリングについての理解不足などが障害となるものの、自動化の推進やサプライチェーンの複雑化、また、スマートマニュファクチャリング推進に向けた政府の支援などにより、2020年から2025年にかけて、同市場は年平均12.4%で成長するとした。また、最も大きな市場はアジア太平洋地域である。
  • 新型コロナウィルスの大流行により、リサイクル品を分別するロボットを開発するAMP Roboticsに注文が殺到している。同社のロボットはAIを活用し、様々なリサイクル品を分別し、掴みあげ、移動させる。このロボットは、こうした分別業務を一分で160回行うことができる。また、ReconRobotics社の同様のロボット「Smart gripper」は、一時間で2000個のリサイクル品を分別することができる。これに対し、人間の作業スピードは、一時間に800件、毎分13件程度である。こうしたロボットで人間の作業を全て代替することは不可能であるが、パンデミックにより社会的距離を取ることが求められる中、こうしたロボットの利用が加速し、ロボットに置き換えられる仕事はますます増えることが予想される。
  • 発送センター向けのモバイルロボットを販売するLocus Robotics社は、モバイルロボットを導入することで得られる効果を簡単に確認することができるサービス、「The Locus Rapid Assessment & Design Service」の提供を開始した。データの収集、ROIを含めた運用コンセプトの作成、そして早期の実装に向けた計画の策定の3段階のサービスにより、ロボット導入を検討しているユーザーが、導入メリットや適否を素早く把握することができる。
  • ファナックは、倉庫内作業用の産業用ロボット向けの新たなビジョンセンサー「3DV/1600」を発表した。「3DV/1600」は、従来のビジョンセンサーよりも遠くから広範囲を見られるのが特徴。同社は、2月に都内で開かれた国際物流総合展2020や、3月に米国アトランタで開催されたMODEXでビジョンセンサーのデモを行っている。国際物流総合展2020では、ロボットの手首に付けたビジョンセンサーで米袋の中心を認識し、吸い着けて持ち上げ、反対側に積み上げるデモを行った。
  • Meticulous Research社は、製造業におけるAIの市場が2027年には270億ドル規模へ成長すると予測している。一部の国においては、必要なインフラ整備の遅れやコストがAI導入の阻害要因となるものの、製造業で取り扱うデータ量の急激な増加やIIoTの進展などの要因が成長を後押しする見込み。同社の報告書は、2019年から2027年にかけて、製造業におけるAIの市場は年平均39.7%で成長するとしている。